
愛猫があまりごはんを食べてくれない…そんな悩みを抱えている飼い主さんも多いのでは?
病気が疑われるならば迷わず動物病院へ行きますが、そうではない場合ほんとに困ってしまいます。
「この子にもしものことがあったら」なんて考えると居ても立ってもいられません。
猫がごはんを食べたがらない理由は様々ですが、場所も一因と云われています。
我が家でもごはんをどこで食べてもらうのがいいか、家族会議を開いたりなんかしてわりと深刻な問題でした。
そんな経験を踏まえ、今回は
- 猫がごはんを食べるおすすめの場所3選
- 猫の食餌場所を決める上で注意点
をお伝えします。
こちらも参考に👇🏻
Contents
猫がごはんを食べる場所おすすめ3選
あなたのお宅ではどこにごはんを置いてますか?
人間にとって都合がいい所と猫にとって好きな所が一致していれば何の問題もありませんが、そうでなかった場合には何らかの工夫が必要かも知れませんね。
ここでお伝えする内容が何かの参考になりましたら幸いです。
1.廊下
- 通る度に見るので人間の目が届きやすい
- 時間を決めて上げることで静かな環境を作りやすい
- 食べている様子を観察しにくい
- 気温の差が生じやすい
我が家でも最初は廊下でした。
理由は人間の目が届きやすいことや掃除がしやすいから。
ただ、玄関から近かったため、近所の野良ちゃんが戸を開けて入って来ては横取り。時には激しいケンカが勃発したりするので家族会議で審議、別のところに移しました。
廊下はごはんを上げたあとすぐに食べてくれる子はいいのですが、そうじゃない子はいつまでも待ってあげられないのが難点。
静かな環境を好む猫には良さそうですね。
2.リビング
- 人がいる時間が長く様子を見てあげやすい
- 室温の調整が容易
- 人の出入りが多く落ち着かない
- 人間の食べ物が近くにあることも
賑やかな環境を好む・飼い主さんの近くで食べたい猫にはいい場所ですね。
どれくらい食べてくれたかなど家族で共有できることも良いところです。
3.キッチン
- 猫のごはんを保存している所が近いことが多いので上げやすく片付けやすい
- ダイニングがある場合、一緒にごはんを食べる感覚になる
- 人間の食べ物や調味料が近くにある
- 刃物などもあって危険
我が家では家族会議の結果、キッチンに移動しました。
玄関から遠く、外の猫に気づかれにくいことが決め手でした(ただし、その後深夜など野良ちゃんが侵入していたようです)。
とりあえずごはんを巡っての大ゲンカは避けられひと安心。
食餌場所を決める時の注意点
人間の都合だけで猫のごはんを置く場所を決めるなんてもっての外ですが、残念ながら猫は「ここがいい」なんて言ってくれません。
ある程度、様子を見つつ決めるにしてもあらかじめ「ここはダメ」というところは知っておいた方が決めやすいかと思います。
1.トイレの近くには置かない
きれい好きで神経質な猫はトイレとごはんの場所をきっちり分けます。
これは自分なら…と考えれば気が付くことですね。
どれくらい離せばOKということはありませんが、視界に入らない・においがしないところがいいのかな、と思います。
ただし運動量が少なく、体も小さい子猫の場合は必ずしも当てはまりません。
トイレもごはんも人間の目が届きやすいところで事故などないよう見守ってあげましょう。
2.日が当たるところもNG
確かに春先のやわらかい日差しが当たっているところなら…と思わなくもないですが基本はやめた方がいいですね。
理由はごはんが傷みやすいから。
ウエットフードはもちろん、ドライフードも日が当たることで劣化が早まります。
愛猫の健康に良くないことはできるだけ避けたいところ。
3.1度決めたらできるだけ動かさない
猫は警戒心が強いため環境やごはんの味が変わると警戒して食べなくなることもあります。
それは猫にとって大きなストレスになり得ますからできるだけ固定して安心して食べてもらえるようにしましょう。
ちなみにやむを得ず場所を移動する時には少しずつ時間をかけて動かすと比較的ストレスが少ないようです。
と言いつつ我が家では一気に動かしてしまいました^^;
距離にして2m弱。
なぜかうちの子たちはすんなり受け入れてくれました。ありがたいです。
4.人間の食べ物が近くにない
一緒にごはんを食べるのは家族としての絆を感じたりできていいのかな、とは思いますが食べ物は絶対に分けるべきです。
絶対に人間の食べ物を猫の食べ物と認識させないよう注意が必要です。
そのためには
- 人間の食べ物がある所には近寄らせない
- 残り物はすぐに片付ける
- ごみ箱は蓋つきにする
- 常温保存の食品は扉つきの棚などにしまい扉を開けられないようにロックする
など工夫して愛猫の健康を守りましょう。
5.猫が意思表示した場所を優先
せっかく決めた場所でも気に入らないと自分の好きなところまで持っていって食べる子もいます。
そんな時は希望通りその場所にしてしまう方がいいでしょう。
そこが猫にとって安心・安全と思っていると考えられます。
まとめ
猫の食餌場所についてあれこれ調べ、また私自身の経験も盛り込んでお伝えしました。
もう一度内容をまとめると
- 猫がごはんを食べる場所でおすすめは
- 廊下
- リビング
- キッチン
- 注意点として
- トイレの近くはNG
- 日が当たるところもNG
- 決めたところはできるだけ動かさない
- 人間の食べ物が近くにない
- 猫が意思表示した場所があればそこにする
家族会議の末キッチンに落ち着いた我が家ですが、うちの子たちはみんな食事の支度をしている足元に近づいたりちょっかい出したりしなかったので、特に危険を感じることもありませんでした。
近所のパン屋さんで買い物した時は、しっかり袋に入れてガラスの扉の棚にしまうことでいたずらされることもなく無事。
やはりその子によって向いている場所はありそうですね。
そんなことも考慮して決めるとお互いハッピーになれそう!