
フィギュアスケートのグランプリファイナル2019が日本時間の12月5日(木)からイタリア・トリノで始まります。
ご存知の通りグランプリファイナルはシニアとジュニアが同じ会場、同じ日程で開催される大会。つまり1粒で2度おいしいんです(表現古っ)。
その大会でジュニアで出場する鍵山優真選手。まだあどけなさの残る表情・しぐさとは裏腹に表現力の豊かさには定評があります。
私も「今のジュニアってこんな演技ができるんだ!」と驚いた一人。
そこでさっそく鍵山選手について調べることにしました。
そこで今回はジュニアグランプリファイナルに出場する鍵山優真選手について以下の内容をお伝えします。
- 鍵山優真選手の出身地は横浜市で出身中学は横浜市立六角橋中学校
- 六角中は特に部活動が盛ん
- 2019年現在、星槎国際高等学校横浜の1年生
- 鍵山選手の父・正和氏は元オリンピック代表のフィギュアスケーター
- 引退後はコーチとして鍵山優真選手の指導もしている
- 13歳(2016年時)からの成績を見ると15歳(2018年)頃から著しく成長
フィギュアスケートGPファイナル2019の地上波放送日程と動画配信を無料でスマホで観る方法まとめ!
佐藤駿の出身中学やコーチは?現在の所属と過去の成績一覧・4回転動画も!
スポンサーリンク
Contents
鍵山優真の出身校は部活動が盛んな六角中でコーチは父・正和氏
https://twitter.com/yuma_fanpage/statuses/1194392043721674752
鍵山選手の出身地は横浜市。今も横浜に住んでいます。
出身中学も地元の学校です。
では出身校から見ていきましょう。
鍵山選手の出身校は地元の横浜市立六角橋中学校です。
出身中学の横浜市立六角橋中学校概要
- 創立:1947年5月
- 所在地:横浜市神奈川区六角橋5-33-1
- 生徒数:858名(2019年4月5日現在)
- 部活動:
- 野球
- 陸上競技
- サッカー
- 女子ソフトテニス
- 女子バレーボール
- バスケットボール
- 卓球
- バドミントン
- 柔道
- 剣道
- 美術
- 吹奏楽
- 合唱
- パソコン
- クラフト
- 水泳
- 施設等:体育館・格技場・プール
やはり、というかスケート部はありません。鍵山選手もどこかの部に所属していた、という記述は見当たりませんでした。フィギュアスケートに打ち込むために特に部活動はしていなかったと思われますね。
口コミもご紹介しますがその中で「冷暖房が完備されていて快適に勉強できる」というものがありました。
「冷暖房完備」って今や当たり前で特筆するようなことじゃないんですね^^;
横浜市立六角橋中学校の口コミ
- 部活動が盛ん
- 特に全国大会に出場するなど活動が盛んな部は
- 陸上競技部
- 剣道部
- 柔道部
- バドミントン部
- パソコン部
- 吹奏楽部 など
- 運動部では指導は厳しいがフォローが行き届いている
- マナーや上下関係なども学ぶことができた
- 校則が厳しい
- 校則はそれほど厳しくなくむしろ緩い
など。
面白いのは校則に関して。
生徒は「厳しい」とする一方、保護者からは「厳しくはない」という口コミが多く管理する側・される側で意見が分かれているようです。
さて、鍵山選手は現在(2019年)中学校を卒業して「星槎国際高等学校横浜」に在学中です。こちらも詳しく見てみましょう。
在学中の星槎国際高等学校横浜の概要
- 開校:1999年
- 本部校所在地:札幌市厚別区もみじ台北5-12-1
- 学習センター及びキャンパス所在地(一部):札幌・旭川・帯広・仙台・郡山・大宮・川口・立川・八王子・横浜・厚木・小田原・静岡・浜松・名古屋・大阪・富山・福井・広島・丸亀・高松・福岡東・北九州・沖縄
- 生徒数:6390人(2018年6月1日現在)
- 登校スタイル:
- 週5~3日の選択登校制
- 土曜コース(隔週土曜日)
- イブニングコース(毎週水・金曜日夜)
- オンラインコース(土曜コース併用/夏季・冬季集中スクーリングで対応)
- 選択ゼミの種類(一例):創作ゼミ・モーターサイクルゼミ・進学ゼミ・パソコン映像ゼミ・音楽ゼミ・フィールドワークゼミ・大工ゼミ・和風ゼミ・スポーツゼミ・福祉ゼミ・クッキングゼミ・ビューティゼミ など
- 部活動(一部):陸上競技・男女バスケットボール・バレーボール・硬式野球・軟式野球・自転車競技・アーチェリー・近代5種・フェンシング・男女サッカー・ダンス・写真・ガーデニング・鉄道研究 など
- 同好会(一部):特撮・フィットネス・メディアアート・生物・家庭科・演劇・水泳・ハイキング・お笑い など
「星槎国際高校」を初めて知ったのでどんな学校かと興味津々で調べてみましたが、「選択肢がとんでもなく多い学校」ということがわかりました。
全日制高校のように週5日通うことも通信制高校のように月に一度のスクーリングも、また隔週土曜日なら働きながらでも卒業を目指せますね。
鍵山選手はオンラインコースで学んでいるようです。普段はフィギュアスケートに集中できるとても良い環境ですね。
今は選択肢が多くていい時代だなって思いました。
星槎国際高等学校の口コミ
- のびのび過ごせる
- 途中で転入した場合、前の学校の単位が引き継げる
- 先生に相談したら気持ちが晴れる言葉がもらえて感動した
- 自分に合った授業内容で学ぶことができた
- 卒業後の進路についても先生が相談にのってくれたりサポートしてくれたりして本当に良かった
- 行事が多く生徒同士打ち解けやすい
- スポーツに特化したクラスでは推薦で大学に入学できた
それまで通っていた高校に馴染めずに転校してくる生徒も多いようです。受け入れ体制がしっかりしているんじゃないかと想像できます。
親子であり師弟関係でもある父・正和氏
鍵山選手の家族について調べてみてもわかることはごくわずか。
父・正和氏がコーチをしている、ということぐらいです。
鍵山正和氏は1971年4月12日生まれの現在(2019年)48歳。
2016年4月より横浜銀行アイスアリーナで専属インストラクターをしています。
そんな正和氏はオリンピックも
- 1992年アルベールビル五輪(フランス)
- 1994年リレハンメル五輪(ノルウェー)
の2大会連続出場を果たしています。
ここで「何で五輪なのに2年しか開いてないの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
今では冬季五輪と夏季五輪は2年間隔で交互に開催されてますが以前は同じ年に行われていました。
ところがIOC国際オリンピック委員会は1986年の総会で突然、冬季大会を1992年の次は1994年に開催し以降も夏季と冬季は2年ごと交互に開催すると可決。
理由を「オリンピックの人気が上昇しているのに4年に1回は寂しい」としています。
が、大方は
- これにより冬季五輪への注目度アップ
- 費用面での負担分散
- それらの相乗効果などで収益アップ
を期待しての決定だろうと見ています。ただ特に異論は出なかったため提案後すぐに可決されました。
IOCって当時から唐突だったんですね。
話が逸れてしまいましたが、のちほどご紹介する動画には父・正和氏が息子である鍵山優真選手の演技を見て号泣する姿も収められています。
その姿を見て「やっぱりお父さんだ」って思いました。師弟関係だけではない父の顔だなと。その姿にまた感動(T_T)
鍵山優真の最高得点をたたき出した演技動画
まずは2019年11月15日から横浜市で開催された全日本ジュニア選手権でのFSの演技動画です。
ここで鍵山選手は171.09の歴代最高得点をたたき出しました。本当に見事な滑走です。
父・正和氏のお父さんらしい泣き顔にも感動します。けどこの親子、似過ぎ。
次は2019年8月24日から開催のジュニアグランプリシリーズフランス大会のSPです。
この大会で鍵山選手がちょっとした話題に。それは演技後のキスクラで得点を見た時の驚きのしぐさが可愛いとのこと。そこも注目してください。
それにしてもほんとに美しいトリプルアクセルですね。この大会でも優勝しています!しかも2位とは34点以上の差!
曲のテーマも16歳には難しい「宿命」。よく表現されてるなぁって思います。
鍵山優真の13歳からの成績一覧
大会名 | 開催日程 | 得点(SP/FS) | 順位 |
第85回全日本フィギュアスケートジュニア選手権 | 2016/11/18~11/20 | 54.35/109.79 | 11 |
第86回全日本フィギュアスケートジュニア選手権 | 2017/11/24~11/26 | 55.25/107.15 | 12 |
アジアフィギュア杯2018 | 2018/8/1~8/3 | 57.75/117.15 | 1 |
ISUジュニアグランプリJGPカナダ | 2018/9/12~9/15 | 75.60/119.13 | 4 |
ISUジュニアグランプリJGPアルメニアン杯 | 2018/10/10~10/13 | 65.10/136.92 | 2 |
第87回全日本フィギュアスケートジュニア選手権 | 2018/11/23~11/25 | 60.71/136.89 | 5 |
第87回全日本フィギュアスケート選手権 | 2018/12/20~12/24 | 74.51/141.85 | 6 |
チャレンジカップ2019 | 2019/2/21~2/24 | 78.97/139.05 | 2 |
ISUジュニアグランプリ フランス大会 | 2019/8/21~8/24 | 80.61/154.26 | 1 |
ISUジュニアグランプリ ポーランド大会 | 2019/9/18~9/21 | 84.72/160.63 | 2 |
第88回全日本フィギュアスケートジュニア選手権 | 2019/11/15~11/17 | 79.92/171.09 | 1 |
※スマホの場合スクロールすることで全部見ることができます。
2016年なんてつい最近なのにまだ13歳だったんですね。当たり前なんですがちょっと驚いてしまう…。
この表を見ると2018年くらいから特に成長目覚ましいって感じでしょうか。
2018年の全日本フィギュア、これはシニアに混じっての試合ですから6位は立派!スゴイ!
これを見てますます今後が楽しみになりました。どうかケガなく終われますように。
まとめ
今回はジュニアグランプリファイナルに出場する鍵山優真選手の出身校や家族(父親)とコーチ、過去の成績などについて調べました。
ここでもう1度内容をまとめると
- 鍵山優真選手の出身地は横浜市で出身中学は横浜市立六角橋中学校
- 六角中は特に部活動が盛ん
- 2019年現在、星槎国際高等学校横浜の1年生
- 鍵山選手の父・正和氏は元オリンピック代表のフィギュアスケーター
- 引退後はコーチとして鍵山優真選手の指導もしている
- 13歳(2016年時)からの成績を見ると15歳(2018年)頃から著しく成長
というところ。
ジュニアの選手で個人的にもっとも気になるのが「成長」。
ここで言う成長は身体的な成長のことです。
女子でも急激に身長が伸びることがありますが、男子の選手でも急激な身体的成長で今までできていたことができなくなり、数年間棒に振ってしまうことがあります。
カナダのナム・ニューエン選手などは正にそれで何年も苦しみました。
本来、成長はとても喜ばしいことなのに手放しで喜べないのは複雑な気持ちですよね。
若い選手たちがあまり苦労を伴わない成長をしてくれますように。