秋から冬に猫がかかりやすい病気は?エアコンの温度管理や食欲対策まとめ!

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今年の夏は猫の熱中症が気になり、毎日幾度となくチェックしていましたが、涼しくなったらなったでまた気になることが…。

それは『秋から冬にかけて、猫がかかりやすい病気はなに?』です。

元は砂漠に住んでいたという猫は本来、暑さよりも寒さに弱いはず。

ならば、むしろこれからの季節の方が心配です。

猫の抜け毛もいくらか少なくなってきて、夏も終わりに近づいてきたと感じる今日この頃、来る次の季節に備えて調べておこう!と思い立ちました。

そこで今回は

  • 秋から冬にかけて猫がかかりやすい病気
  • これからの季節に猫にとって最適なエアコンの温度
  • 増加し過ぎる、又はなかなか戻らない猫の食欲への対策

について調べました。

秋から冬にかけて猫がかかりやすい病気は?

夏の終わりから秋の初めは朝晩と日中の温度差が大きくなりますよね。

人間なら「涼しくてよく眠れるようになった。」と少しほっとできる時期です。

ただ猫は衣服で体温調節ができないため、この朝晩と日中の寒暖差が大きな負担になります。

その負担から抵抗力が低下、病気にかかりやすくなるそう。

では秋から冬にかけて、猫たちはどんな病気にかかりやすいんでしょう。

ここでは
  1. 猫風邪
  2. 泌尿器系の病気
    • 猫下部尿路疾患
    • 慢性腎不全

について言及しています

1.猫風邪

猫風邪は愛猫家に限らずとも、聞いたことがあると思います。

【猫風邪の症状】

  • くしゃみ・咳
  • 粘性の高い鼻水
  • 大量の目やに
  • 発熱
  • 角膜の炎症(ずっと目を閉じている)
  • よだれ
  • 食欲低下
【飼い主の対処法】

  • 重症化する前に病院へ連れていく
  • 鼻水や目やにがたくさん出ていたらぬるま湯をティッシュに染み込ませて優しく拭く
【猫風邪の予防法】

  • 完全室内飼いにする
  • ワクチンの接種
【猫風邪の治療費】
入院が必要な場合はおおむね1日1万円程度で、通院治療で内服薬が処方された場合で数千円ほど。
※病院や症状によっても変わりますのでこれよりかかることもあります。

猫風邪はウイルスを持った猫のくしゃみなどで簡単に移るので、完全室内飼いである程度防ぐことができます。

また、一度猫風邪にかかるとその後環境ストレスなどで発症しやすくなりますので、ワクチン接種も有効ですね。

我が家の猫はもともと野良で完全室内飼育が難しいコです。となると、やっぱりワクチン接種が必須です。

2.泌尿器系の病気

猫の祖先は乾燥したところで生活していてあまり多くの水を必要としないため、泌尿器系の病気にかかりやすいと言われています。

特に冬は他の季節の2倍発症しやすいそうです。

泌尿器系でよく見られる2つの病気について調べました。

 

猫下部尿路疾患

猫下部尿路疾患は膀胱炎、尿結石、血尿、尿道閉塞などの総称です。

肥満気味の猫がかかりやすいと言われています。

【猫下部尿路疾患の症状】

  • 頻繁にトイレに行くのに尿が出ない
  • 排尿時の痛みで鳴く
  • 尿に血が混じる
  • トイレ以外で尿をする
  • トイレにキラキラするものがある
【猫下部尿路疾患の予防法】

  • マグネシウムやカルシウムの摂取量を控えめにする
  • 水分を多めに摂取する
  • トイレを清潔に保つ
  • ストレスをできるだけ与えないようにする

下部尿路疾患の中でもポピュラーな突発性膀胱炎はストレスや水分不足などが原因ではないかと考えられています。

ストレスについてはトイレを清潔にする、家の中でも上下運動ができるように環境を整えるといった対策がありますね。

また、猫はあまり水を飲まないコが多いので、ウエットフードの割合を増やしたりドライフードに水を混ぜたり、と工夫してみてください。

我が家の猫も昨年、突発性膀胱炎を患いました。

おしっこがほんのりピンク色だったので慌てて病院へ連れて行きましたが、治療後はあっという間に元気になってびっくりしました!

今は再発防止のため、何とか水を飲んでもらおうと奮闘中、具体的にはウエットフードにも水を加えたりしていますが、食欲が低下しているのでごはんも残っていて…悩みは尽きません。

 

慢性腎不全

慢性腎不全は7歳以上の猫によく見られ、加齢に伴い腎機能が低下することで引き起こされるケースが多く、腎機能が少しずつ低下することで老廃物を排出することができなくなり尿毒症になってしまいます。

また水をたくさん飲んでいても体内に水分を留めておけず脱水に!

さらに症状が進むと高血圧や貧血になり、末期には昏睡状態になってしまうこともあります。

この恐ろしい慢性腎不全はどんな症状が見られるのでしょうか。

【慢性腎不全の症状】

  • 水をたくさん飲む
  • 尿の色が薄い、においがあまりしない
  • トイレの回数が増えた
  • 元気がない
  • よく嘔吐する
  • 食欲がない
  • 痩せてきた
  • 舌やまぶたが白っぽい
  • 毛並みが悪くなってきた
【慢性腎不全の予防法】

  • ワクチン接種
  • 定期的に尿検査や血液検査を受ける
  • たんぱく質やナトリウムを与え過ぎず、バランスの良い食事
  • 普段から水の摂取量を多めに

慢性腎不全は他の病気がきっかけで引き起こされることがあるため、ワクチンも有効です。動物病院で相談の上、ワクチンも検討してくださいね。

年齢に伴う腎機能の低下は避けられない部分でもあるので、7歳になったら年に1回は定期検診で早期発見に努めることも大切です。

うちの猫もかなり高齢なので心配です。

慢性腎不全も予防するには水分摂取が大切とのことなので、水分摂取や定期検診を心がけようと思います!

 

秋から冬、猫にとって快適なエアコンの温度は?

夏の特に暑い時期、外気温が30℃以上になるような日は猫にもエアコンによる室内温度の調整が必要になります。この場合、だいたい28〜29℃くらいが適温とされています。

猫は秋に換毛期を迎えるので、一年中同じ温度に設定する必要はなく、ちょっとした工夫で猫にとっても過ごしやすい環境にできます。

秋から冬、猫にとって過ごしやすい温度

  • 健康な成猫…18〜22℃
  • 老猫・病気の猫…22〜27℃
  • 子猫…27〜30℃(週齢による)

これらは目安で絶対にこの温度じゃなきゃダメ、というものではありません。

猫の様子を見て暑そうにしていたら設定温度をもう少し低く、寒そうにしていたらもう少し高くしてあげるといいですね。

その上で温まれる猫ベッドなどがあれば快適に過ごせます。

また、朝晩と日中の温度差が大きいのも猫には負担です。できるだけ温度差は小さくしてあげてくださいね。

猫の食欲が増加し過ぎ、減少している時の対策

猫の食欲が増減する背景には色々あります。

  • 暑い時期…食欲減退
  • 寒い時期…食欲増加
  • 老化…食欲増加・食欲減退
  • 繁殖期(オス猫)…食欲減退
  • 妊娠時(メス猫)…食欲増加

こういった食欲の増減は正常範囲内です。妊娠しているのに食欲が減った、寒いのにあまり食べない、といった場合は早めに受診した方がいいですね。

ただ、正常範囲内とはいえあまりにも食べ過ぎる、全然食べてくれないといった時にはやはり対策が必要となります。

猫の食欲が減少している時の対策

愛猫が健康なのにあまりキャットフードを食べてくれない時の理由(一例)

  1. キャットフードが好みじゃない
  2. いつも同じで飽きた
  3. 栄養素が合わない

など

これらの対策として次のようなものがあります。

対策1.キャットフードが好みじゃない/2.いつも同じで飽きた

例えば別のフードを用意するのも一つの方法ですが、いきなり変えても警戒心の強い猫は食べてくれないことがあります。

ならば、

  • 新しいキャットフードを今あるキャットフードに少しずつ混ぜる
  • 今あるキャットフードに水を加えて食感を変える
  • 今あるキャットフードにウエットフードを混ぜる
  • 今あるキャットフードをフードプロセッサーで少し細かくする
  • 今あるキャットフードにトッピングする

などを試してみるのも良さそうですね。

また猫が美味しいとかまずいと感じた時には表情に現れる、との興味深い研究結果も。具体的には

  • 美味しいと感じた時…目を半分以上閉じる、舌をつき出す、口を開閉する
  • まずいと感じた時…口を開けて舌を出す

愛猫がごはんを食べている時の様子を観察できたら表情も見ておくと何かヒントがもらえるかも知れません。

何を試してもダメ、という場合は器に注目してみてください。

猫は器が気に入らないとフードを食べてくれないこともあります。

大きさ・深さ・高さなど愛猫にあっているかどうか、食べにくそうじゃないか、観察してみてください。

うちも器を台に乗せただけで食べてくれるようになりました(とはいえ小食ですが)。

対策3.栄養素が合わない

猫は今必要としている栄養素が含まれないキャットフードは食べないこともあるんです!

ある試験によると猫は、たんぱく質多めで炭水化物少なめのごはんを好むという結果が出ました。

このことから

  • 低炭水化物・高たんぱく質のキャットフードを選ぶ
  • 高たんぱく質の栄養補助食品を一緒にあげる

ということが効果的と考えられます。

これからはキャットフードを選ぶ時には成分表もチェックしましょう!

参考

猫がキャットフードを食べない7つの原因!食欲をUPさせる飽きさせないための工夫とは?

猫の食欲が増加し過ぎる時の対策

病気でもないのに愛猫の食欲が増加し過ぎる主な理由

  1. 野良から飼い猫になった時
  2. 室温が低すぎる時
  3. 飼い主の甘やかし
  4. 去勢・避妊手術のあと

それぞれの対策も調べました。

対策1.野良から飼い猫になった時

今まで苦労してエサをとっていたのに急にごはんを好きなだけ与えられるようになると『今のうちに食べておこう』と食欲が増加することがあります。

そういう時には決まった時間に決まった量だけキャットフードをあげることで食欲は正常に戻ります。

対策2.室温が低すぎる時

室温が低いと人間同様、体温を維持するためにたくさん食べてしまうこともよくあります。

これは体の自然な要求でもありますので、少し室温を上げてみましょう。

対策3.飼い主の甘やかし

最近では猫が喜ぶようなおやつもあって、ついついあげてしまいたくなりますよね。

ただ猫の肥満は病気のリスクが高くなりますから、健康のことも考えておやつをあげたらその分のカロリーはごはんから引いておく、という対策は必要でしょう。

時には愛猫がおやつを欲しがっても無視するくらいでも大丈夫です。

ごはんやおやつが少ないからといって猫が飼い主さんを嫌いになることはないと言われています。

👇🏻参考

猫にあげるご飯やおやつの適量は?1日の回数と種類やあげ方を調査!

対策4.去勢・避妊手術のあと

一般的に去勢・避妊手術をすると太りやすくなると言われますよね。

それはただたくさん食べるようになったせいなのか、運動量が少なくなったせいなのか、はっきりとわかってはいません。

前項でも述べた通り肥満はいろんな病気のリスクが高くなりますから、去勢・避妊手術後に太ってきたかなと感じたらごはんの量を少し控えめにした方がいいかも知れません。

また、食事が終わったら残っていても片付けてしまうのも手です。いつまでも出しておくと気がつかないうちに食べ過ぎてしまうことも考えられます。

 

まとめ

今回は

  • 秋から冬にかけて猫がかかりやすい病気…猫風邪や猫の下部尿路疾患について
  • 秋から冬にかけて猫が過ごしやすい温度…健康な成猫で18〜22℃など
  • 猫の食欲増加や低減の対策

などについて調べました。

猫のごはんや水分摂取がいかに重要か知ることができ、私自身とても勉強になりました。

課題は元気な猫をどうやって病院に連れていくか、食べたがらないごはんをどう工夫して食べさせるか、です。

これから作戦会議をしようと思います。

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