
猫のトイレはしつけが簡単ですよね。
我が家でもどの猫もしつけらしいしつけはしていなくて、猫砂を用意しておいたらそこでしてくれた、って感じです。
ただお盆を迎えるにあたり、畳を拭き掃除していたらうっすらとシミがあるのを発見、そこで思い出したんです!
前にいたオス猫が一回だけ畳の上でスプレーしちゃったことを。
一生懸命掃除したけどうっすら残ってしまったんですね。
それ以降トイレの失敗はないけれど、前にも書いた通り猫って食べ物でも好みが色々あったりしてちょっと難しいですよね。
せっかく用意したトイレも気に入らないと使わないこともあるよう。
そこで今回は
- 猫のトイレのしつけの上手なやり方
- オススメの猫砂
- オススメの砂場(トイレの形状)
を調べてみました。
これから猫を飼いたいと思っている方にもご参考になれば幸いです。
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Contents
猫のトイレの上手なしつけのやり方!
我が家の猫たちは特にしつけらしいしつけをすることなくトイレを覚えてくれました。
場所を変えた時もすんなり使ってくれました。ほんと、大助かり。
けれど、今回調べてみて知ったことですが必ずしもそういう猫ばかりではないようです。
そこで、猫のトイレトレーニングの方法をまとめました。
大まかに次の2通りです。
- 親猫や先住猫がいる場合
- 親猫も先住猫もいない場合
ではそれぞれ見てみましょう。
1. 親猫や先住猫がいる場合
ひとまず、親猫や先住猫におまかせします。トイレの数は猫の数+1です。
とはいえ猫砂やトイレの形状がそのコに合っているか、不満サインを出していないかは必ず見てあげてくださいね。
観察する時は少し距離を置いて静かに見るといいですね。
物音をたてたり、ガン見すると猫が落ち着かない、トイレを嫌がるようになるので気をつけてください。
ちなみに我が家のおばあちゃん猫が子猫を7匹連れてきた時も、子猫の前でトイレを使って見せていました。子猫は興味津々という感じで見てたのを思い出しますね。(笑)
その2. 親猫も先住猫もいない場合
まずトイレを用意したら猫に場所を教えてあげてください。
その時に実際に猫を中に入れ、前足をそっと持って砂を掻かせてあげ、においを嗅がせるといいようです。
それを数回繰り返してもトイレを使う様子が見られなければ次の2ステップでトレーニングしましょう。
- キョロキョロ・うろうろ落ち着かない
- 床を引っ掻く
- 床をクンクンする
少し人間に似ているところもありますが(笑)、トイレサインは朝やごはんの後などに多く見られるようですよ。
そのサインを見逃さず、すぐにトイレに連れて行ってあげてくださいね。
猫はわりとすぐにトイレを覚えてくれるのでとりあえず1日か2日頑張ってみてください。
猫がトイレを覚えるまではトイレ掃除の際、少しだけ残しておく人もいて、それは自分のにおいがある方が覚えが早いということもあるよう。
4〜5回続けて上手くいったらOKと考えていいでしょう。
そしてもうひとつ、猫のトイレで大切なことがあります。
猫のトイレの設置場所
猫のトイレは置く場所によっては使ってくれなくなることがあるんです!
人間と同じような環境を好むんですね。
猫はもともと単独で行動していたため、糞尿は慎重に場所を選んでしていました。
それは用を足している間、無防備になってしまうこと、そして自分のにおいを残すので天敵に嗅ぎ付けられないようにするためです。
また設置場所とは関係ありませんが、こまめな掃除も欠かせません。これも人間と同じ。
落ち着かなかったり、ごはんの近くだったり、汚れたままのトイレは猫が使いたがらず粗相につながります。
せっかくトイレトレーニングが上手くいったのに結局、部屋が汚れてしまうということがないよう、環境には気を配ってくださいね。
オススメの猫砂やその他の猫砂もご紹介!
もちろん、猫が気に入るかどうかが一番のポイントです!
多くの猫に好まれやすいのは粒が小さめで固まるタイプと言われています。
うちも粒が小さめで固まる砂を使っています。
紙やシリカゲルも使いましたが、紙は猫の肉球に挟まりあらゆる所に落ちていたり、シリカゲルは飛び散りやすかったりして、今のに落ち着きました。
ただ猫によっても好みが違います。
今回は5つのタイプをご紹介します。
- トイレに流せるタイプ
- 可燃物で出せるタイプ
- 不燃物で出せるタイプ
- 土に還るタイプ
- 洗って繰り返し使えるタイプ
1.トイレに流せるタイプ
- パルプ
- おから等
トイレに流す時は詰まりを防ぐため、少しずつ流してください。
2.可燃物で出せるタイプ
- パルプ
- おから
- お茶がら
- コーヒーの出がらし
一般的に可燃物として出せるのでこまめに捨てられます。
お住まいのゴミの分別方法をご確認ください。
3.不燃物で出せるタイプ
- ゼオライト
- シリカゲル等
こちらもお住まいのゴミの分別方法をご確認ください。
4.土に還るタイプ
- おから
- 木くず
- 木紛等
庭があるご家庭にはいいですね。ただし野良猫がにおいに気がつく可能性があります。
猫は他の猫のにおいであってもそこをトイレとして使うことがあるので埋める際には注意が必要です。
猫が嫌う木酢液や竹酢液を水に混ぜて撒いたり、100円ショップにもある忌避剤を使うなど、他の猫が近寄りたくならないような工夫をしましょう。
5.洗って繰り返し使えるタイプ
- 木紛
- ゼオライト等
洗って天日干しして…と手間はかかりますがとにかく経済的。手間をいとわない方に。
洗って繰り返し使えるタイプ、初めて知りました!
経済的なのは魅力的だけど手間がかかるのはうちには不向き。毎日のことなのでできるだけ簡単に済ませたいです。
オススメの砂場(トイレの形状)
トイレの形状には基本的に4タイプあります。
近頃は部屋のインテリアにマッチするデザインだったり、トイレ掃除が格段に楽な全自動タイプなどもあります。
が、まずは基本の4タイプを。
その1. オープン型
オープン型はフタがなくてトレイ状になっているものです。
お手入れが楽でうんちなどを取るときも簡単ですが、砂が飛び散って外に出ることがあります。
その2. ハーフドーム型
箱型よりも壁が高くなっているタイプでドーム型と違い上部は開いています。
オープン型よりややお値段お高めですが、砂が飛び散りにくくお部屋を汚すことも少ないですね。
その3. ドーム型
オープン型にフタがついたような形状のトイレです。
猫によっては、囲まれているため安心して使えるこのタイプが好きなコもいますが、大きめな猫は少し窮屈かも知れません。
その4. システムトイレ
お値段はやや高めですがその分お手入れが楽です。
しかもおしっこを採ることもできるので体調管理もしやすいですね。
その他のタイプ
基本のタイプを押さえたところで次は
- 全自動タイプ
- ポータブルトイレ
をご紹介します。
全自動タイプ
全自動タイプのトイレは数万円~10万円超とかなり高額。
ただ、長時間留守になることが多いとか決まった時間にお掃除してあげられない、という方にはいいのかも。
ただ便利というだけじゃなくて猫ちゃんの安全性にも配慮。
1.5kg~10kgまでの猫ちゃんに。
ポータブルトイレ
災害に備えてポータブルトイレを用意される方も増えています。
折り畳めるので収納にも便利。内側には厚手の防水布が張ってあり漏れる心配がなく、水洗いも可能。
非常持ち出し用にするのもいいですね。
まとめ
今回は
- 猫のトイレの上手なしつけのやり方…初めにトイレの砂を触らせたりにおいを嗅がせる、トイレサインを見逃さずトイレに連れていくなど
- 猫のトイレの設置場所…静かで落ち着ける、いつも清潔など
- オススメの猫砂…一番人気は粒が小さめで固まるタイプなど
- 全自動トイレやポータブルトイレのご紹介
をお伝えいたしました。
我が家では猫のトイレは車庫にあり、私の車は青空駐車です。そこはやっぱり猫ファーストで。
ただ車庫だと人間が通ることもなく、猫も落ち着けるみたいだし、掃除がしやすくこちらも助かってます。
猫ファーストって言いながら意外と人間目線かも?!
それでも文句ひとつ言わないうちの猫はよくできたコです。