
オンライン結婚式がwithコロナの新しい形として注目されています。
これから挙式を考えている方もそのご家族やお友達なども、オンライン結婚式について知っておきたいですよね。
私もブライダル関係の仕事に携わっていたことがあり、今でもこの手の話には興味あり。
それに評判やメリット・デメリットについてお伝えしましたが、いろいろ調べてみて今のご時世、どうしても必要なんじゃないかと思い、もう少し掘り下げてみることに。
そこでやっぱり気になるのはお金のこと。
安い方が助かるんだろうけど安けりゃいいってもんでもない。
オンラインだとご祝儀でいくらか回収できるのかどうかも知りたい!
そこで今回は
- オンライン結婚式の費用・価格をプラン別にご紹介
- ご祝儀はどう贈るか、またその相場は
といった内容でお伝えします。
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Contents
オンライン結婚式の費用・価格をプラン別にご紹介!
オンライン結婚式に対応している会社はいくつかありますが料金体制もプランも様々。
サービス自体は何年か前からあったようですが一般的に認知されるようになったのはつい最近のこと。従ってサービス内容や料金はまだ変わっていきそう。
ざっと調べたところ一部ですが現在(2020年7月)のところは下記の表のような価格になっています。
<オンライン結婚式プラン別価格表(2020年7月現在)>
社名またはサービス名 | プラン | 詳細 | 費用 |
Favio Wedding | おうちプラン | スタンダードプラン | 128,000円税別 |
二次会プラン | 128,000円 | ||
人前式シンプルプラン | 30,000円 | ||
(オプション) | 衣装レンタル | 49,800円 | |
Magical Wall | 18,000円 | ||
プランのカスタマイズ | 49,800円 | ||
webカメラレンタル | 3,000円 | ||
フェイクケーキレンタル | 4,980円 | ||
ピクチャーウォールタペストリー | 14,800円 | ||
プロフィールムービー | 19,800円 | ||
エンドロールムービー | 14,800円 | ||
花嫁の手紙ムービー | 14,800円 | ||
会場プラン | リアル会場挙式プラン | 価格はウエディングプランナーによる | |
smart wedding | smart wedding self | 25,000円 | |
Congrats | 自分でつくるプラン | 0円 | |
サポートプラン | 150,000円税別 | ||
スタジオプラン | 650,000円税別 | ||
HAKU | プロデュース料 | 150,000円~ | |
デザイン料 | 50,000円~ | ||
ウエディングキット | 3,000円/個~ | ||
配送料 | 実費 | ||
(オプション) | ドレス・タキシード | 150,000円~ | |
オリジナル演出 | 要相談 | ||
デリバリーfood/drink(国内のみ) | 要相談 |
※さらに詳しい内容はホームページ等でご確認ください
ご覧の通り各社とも工夫をこらした内容。できることを何とか形にしようという様子がうかがえますね。
今後もっと参入する会社や個人が増えてきて、もっと独創的・個性的なプランが出てきそう。
ご祝儀はどう贈る?相場は?
さて、オンライン結婚式の大まかな形が見えてきたところで気がかりは「ご祝儀」です。
みんなはどうしてる?
相場は果たしていくらくらいなの?
正解はないものの、ないからこそすごーくすごーく気になります!
ここでひとつ参考になりそうだなって思ったのが、もうすっかりオンライン結婚式界では有名な、かのバンビーノ 藤田さん。
バンビーノ藤田の場合
https://twitter.com/fujiboy0730/status/1269631154153353218
藤田家のご祝儀事情を覗かせてもらうことに。
藤田家ではクラウドファンディングを活用、「支援」という形で募集しました。
私はこの支援をご祝儀のイメージでとらえました。
クラウドファンディングですから、もちろんリターンもあります。
これらはほんの一部です。
500円からあるのはハードルが低くていいですよね!
上記以外にも1000円や8000円などもあり、どれも芸人さんらしいアイディアで溢れています。
他の芸人さんからも協力してもらって種類もいろいろ。見てるだけでも楽しめます。
ただ、これはご祝儀の意味合いを含みながらも通常と違うのは、参列者以外の方からも支援してもらえるところ。
有名人ならではという感じが若干ありますね。
では有名じゃなくても使える、他の手段もご紹介します。
その他の方法
バンビーノ藤田さんのオンライン結婚式をプロデュースした「CRAZY WEDDING」のオンライン結婚式サービス「Congrats」では「結婚式専用チケットサイト」(ゲストからのお祝い金を集める専用サイト)をBASEのシステムを利用して作ることができます。
式が終わったあとでご祝儀が振り込まれますが、その際に手数料として10%が差し引かれます。
また、ゲストには結婚式専用チケットサイトのURLが送られ、そのチケットを購入した人が参列できるシステム。
手数料がかかってしまうところは従来のご祝儀とは少し違いますが、ゲストもチケットを購入して参列、だとわかりやすくていいですよね。
つまり簡単に言うとこんな手順です。
- Congratsで申し込み
- 結婚式専用チケットサイト自動開設
- 結婚式プランの選択
- 結婚式サイト準備
- ゲストへサイトの案内(チケットサイトURL送信・送付)
- 挙式当日、チケットを購入してくれたゲスト(参列者)とオンライン上で対面
- 挙式後、チケット購入代金から手数料10%除いて振り込まれる
やはり「システム化」がポイントとなりそうですね。
オンライン結婚式を挙げるカップルへご祝儀を送る場合の相場は?
上記のようにチケット購入などシステム化されていない場合はいくら「包む」のが妥当なのか?
オンライン結婚式はまだ一般的な形式ではないので相場は特にない、と理解したうえで新郎新婦に気を使わせず、また負担もあまりかけない金額がベターかなと個人的に思います。
ある統計によると一般的に披露宴では飲食・引き出物代など合わせるとゲスト一人あたり25,000円以上かかるのだとか。
友人の結婚式に招いてもらった時など30,000円包んだ、という経験をされた方も多いかと思いますが、この場合お祝いの気持ちの他に飲食代や頂く引き出物の金額も併せて30,000円と認識されているのでは?
ちなみに招待状を受け取ったけれども都合が悪く欠席する場合でもご祝儀は10,000円ほどが目安と考える方が多いようです。ただしこれは新郎新婦との関係性によっても違うのでそこまでこだわる必要はありません。
とはいえ気持ちだけで10,000円という目安があるのですからそこを起点として考えたらいくらがいいのか見えてくるのではないでしょうか。
会場費もかかっておらず料理などもなければ気持ちだけでいいのかな、と思います。
+αをお考えならプレゼントを贈ったら喜んでくれるかも。その場合、事前に何がいいか聞いておくと迷わずに済みますね。
プランによってはちょっとした品物や料理が届くこともあるようです。
その場合、会費制を採用していたら問題ありませんがそういう案内がなければあらかじめご祝儀を贈った方が良さそう。
祝い膳を自宅へ配送してくれるサービスを展開している(株)CRAZYのホームページによると二人分から注文が可能で料金は税込み15,000円(このサービスは2020年6月30日で終了しています)。
ですので二人分届いたらお祝いの気持ちにあと20,000円前後プラスしてみては?
ご祝儀を贈る手段としては現金書留や銀行振り込みがありますが、新郎新婦の家が近かったり同じ職場なら直接手渡しもありかなと。
何といっても顔を見て渡せるのが一番だと思いますし、近況や結婚式の準備の話も聞くことができます。嬉しそうな様子が見えたら式当日がいっそう楽しみになりますね。
まとめ
今回はオンライン結婚式の費用やご祝儀について調べました。
内容をまとめると
- オンライン結婚式にかかる費用は0円から65万円(税抜)まで様々(希望によっては追加費用も)
- 従来の結婚式や披露宴に比べると格安
- オンライン結婚式のご祝儀に相場はない
- チケット制や会費制の場合もあり
- それ以外はお祝いの気持ち(1万円が目安)にあれば届いた物の金額をプラスするイメージで
- 個別にご祝儀を贈る手段として、現金書留・銀行振込などのほか直接手渡しもおすすめ
といったところ。
「世界的にウイルスが大流行したあと世の中は変わる」と某氏が言っていましたが何となくその通りになってきましたね。
そのうちのひとつがこのオンライン結婚式と捉えられます。
だってつい最近まで結婚式といえば「出席」と「欠席」の2択しかありませんでしたから。
新たな選択肢が増えたことは歓迎すべきことですよね。