【芥川賞受賞】高橋弘希のプロフィールと代表作品やおすすめタイトルまとめ!

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第159回芥川賞受賞作品が発表されました!

作品は『送り火』、著者は高橋弘希さん。

芥川賞は時々「該当作品なし」みたいなことがあって、がっかりすることもあるんですが。(何で私ががっかりするのか謎)

実は高橋弘希さんの作品は読んだことがありません…

それだけに

  • 高橋弘希ってどんな人?
  • 他の代表的な作品は?
  • 初めての人にもおすすめの作品!

が知りたい!

そこで頷いているあなた!

ぜひ最後までおつきあいいただけましたら幸いです。

高橋弘希さんってどんな人?プロフィールまとめ

  • 生年月日 1979年12月8日
  • 年齢 38歳(2008年7月現在)
  • 出身地 青森県十和田市
  • 千葉県在住
  • 最終学歴 文教大学文学部

高橋さんはご両親とも青森県出身で、高橋さんもお母さんの実家がある十和田市で生まれています。

毎年夏休みには十和田市で過ごしており、彼にとっては十和田市がふるさとで創作の原点と言われています。

子供のころより文才の芽は覗かせていたようで、作文を先生に褒められたり、実際に賞を獲ったりもしています。

文教大学在学中にはバイトとバンド活動に明け暮れ、ついには4年生に進級できない事態に。

そこで1年間休学し、執筆活動に充てます。

私の想像でしかありませんが

この1年間では受賞することこそありませんでしたが、おそらく貴重な1年だったのではないかと思います。

というのも、その後小説家を志す上で、1年間執筆に専念できたという経験が生かされていたのではと考えたからです。

この説について、高橋さんの口から語られた様子はどこを探しても見当たりませんでした。

そして大学卒業後は予備校の国語講師として働きながらバンド活動を続け、CDも発表したようです。

バンドでは作詞、作曲、ボーカル、ピアノを担当されていました。

ピアノを習っていたんでしょうか?

小さい頃から音楽にも触れていたんですね。

そのバンドのジャンルはオルタナ系とのこと。

恥ずかしながら『オルタナ』は初めて聞いた言葉だったので調べてみました。

オルタナ

オルタナティブ(Alternative・英語)の略で

「もうひとつの選択、代わりとなる、異質な、型にはまらない」

という意味の形容詞。

つまり『今の時代はこの音楽!』という流行には一切とらわれない精神。

また、前衛的でアンダーグラウンドな精神をも持った音楽シーンだそうです。

そういえば、芥川賞作家でミュージシャンといえば、辻仁成さんを思い出しますね!

世の中には才能豊かな方がたくさんいるんだなって思います。

『送り火』以外の代表作品は?

そんな高橋弘希さん、他にも様々な作品を発表しています。

  • デビュー作『指の骨』(第46回新潮新人賞受賞、第152回芥川賞候補、第28回三島賞候補)
  • 2作目『朝顔の日』(第153回芥川賞候補)
  • 『短冊流し』(第155回芥川賞候補)
  • 『スイミングスクール』(第30回三島賞候補)
  • 『日曜日の人々 (サンデー・ピープル)』(第39回野間文芸新人賞受賞、第31回三島賞候補)
  • 『送り火』(第159回芥川賞受賞)

ざっと見ただけでもあらゆる文芸賞を受賞したり候補だったり。

どんな作品なんでしょう?

『送り火』あらすじ

東京から山あいの町に引っ越した中学3年生の少年 歩が主人公。

新しいクラスは中心人物の晃が花札で物事を決めてしまう。そしていつも負けてはみんなのコーラを買ってくるのが稔。

今までも転校を繰り返してきた歩はこの新しい環境にもすぐに馴染んだと思っている。

ところが夏休みのある日、事態は急変。

晃から河へ火を流す地元の習わしに誘われた歩は待ち合わせの場所へ。
そこから『伝統』の遊戯が始まるー

『送り火』の感想

芥川賞受賞作『送り火』についての感想を集めました。

  • 泣きながら読了。明るい内容ではないのに「もっと読みたい!」と思わせる力はなんだろう?
  • 内容はグロテスクでありながら作品として美しく、背景の描写は圧巻
  • 苦手なタイプの作品。もっと読後感が良いものを期待

確か、審査員の方からは

『一つ一つの言葉にコストをかけていることが伝わる』

『はっきり言って最も読みにくい小説』

『その読みにくさが何に由来するのかを複数回読んで確かめざるをえない』

と評されていましたね。

こういったことから

活字に不慣れな人には向かない作品かも?

という印象です。

高橋弘希さんの作品を初めて読むならこれがおすすめ!

では高橋弘希作品の中で、初めて読む人におすすめなのはどんな作品でしょう?

彼の作品は戦争を描いたものが多いというのは知られていますね。

『指の骨』

太平洋戦争中の南方戦線で負傷した私。野戦病院に収容され、現地民から食糧を調達する中、病死した戦友の指の骨を預かる。

やがて劣勢となり病院からの退避を余儀なくされー

『朝顔の日』

戦時中、病室での夫婦の濃密な時間を描いたのが『朝顔の日』。

『スイミングスクール』は『短冊流し』と2作が収録された作品です。

この2作品はどちらも親子の物語です。

『スイミングスクール』は母と娘。

愛犬を亡くした翌日にスイミングスクールに行きたいと言い出す娘とその娘を自分と重ね合わせる母。

『短冊流し』は父と娘の話です。

自分の過ちからシングルファーザーとなった父と長女。

ざっくりご紹介しましたが、どの作品が好みに近いでしょう?

私は恋愛小説の『朝顔の日』を最初に読みたくなりました。

戦時下での家族の物語は数多あり、色々な目線から家族の絆が描かれていますが、

『朝顔の日』は病床の妻を見舞う夫、やがて妻は声を発することを禁じられ筆談でやり取りする…

静寂が広がり包み込まれる感じがします。

そして切なさ。

その中に身をおいてみたくなりました。

また、『スイミングスクール』は中編、『短冊流し』は短編なので活字に馴染みが薄い方も読みやすいかも知れませんね。

まとめ

芥川賞を受賞された高橋弘希さんについて

  • プロフィール
  • 代表的な作品
  • 初めて読む人におすすめの作品

をまとめてみましたがいかがでしたか?

「そういえば最近、本読んでなかったな」

っていうあなた。

暑いなか、外出も悪くはないけれど(熱中症の心配もありますし)、家の中で読書はどうでしょう。

私もこれを機に、本屋さんを覗いてみようかと思います。

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